ドールハウスの材料を集めるように実物大の建築材料を一般の方が手に入れることは日本のマーケティング事情的に大変難しいのが現状です。価格はもとより手に入れることさえ難しい。資材を吟味し、選び抜いた建築材料。優良な建築材料であればあるほどに多く市場に出回っておりませんので更に手に入れにくくなります。そこで、プティットでは実物大ドールハウスの資材販売を手がけたいと思っております。工夫によっては同じくらいの費用、もしくはほんの少し高額の建築材料を使用することにより、暖房費、給湯費は50%以上も削減できるのです。我が家では給湯に関しましては真冬の雪が積もる2ヶ月は燃料を使用しますが、その他はほぼ燃料いらずです。暖房も湿式暖房と岩盤浴効果の床暖房で、健康維持暖房にしてみました。ただ、暖かいだけでなく、健康にもよく、心地よい暖房効果を求めたいものです。
●火事になったら、、、そこから考えよう建築材料
また、私は強度のシックハウス症候群の持ち主です。ボンドなど揮発性物質を使用しません。合板も使用致しません。家を建てるときに火事になることを想像しながら建築資材を選ぶ人は少ないと思うのですが、火事になった時のことを想定しながら資材を選びますと体に良いものを選ぶことになります。ボンドは着火剤になってしまうほどによく燃えます。合板が使用されている家ほど火のまわりが早いと言っても過言ではないでしょう。また、燃えることによって揮発する薬品が多く使用されている建築材料も多くあります。火に殺されてしまうよりも先に有害な煙を吸引することによって命を奪われるケースが多いのも現状です。火事にならないまでも、日常生活の中で建築材料に使用されている薬剤が家内の空気中に漂いシックハウスや気が付かないながら病気になっているケースも多いはずです。現代の建築は製薬会社に乗っ取られてしまったのか!と思うほどに薬品漬けです。住む人を守るための家ではなく、家を守るための家造りに断固反対の姿勢を貫き通したいと思います。家は人間を守るための家でなくてはなりません。建築材料に攻撃されるような材料は排除しましょう。
●廃材処理、、、そこから考えよう建築材料
家の取り壊しやリフォーム時の廃材処理に多額の金額がかかります。
それはどうしてでしょうか?
木材は燃やせば良いのですが、薬品塗布された木材からは有害な煙が出るため、それなりの処理が必要です。鉄板や銅線やアルミなどリサイクルできるものもありますが、石膏ボードのように高額の処理費用がかかるものもあります。どんなものでも、販売される全ての商品が販売時の価格にゴミとなって処理されるときの費用を含めて販売することを望みます。そうなると薬品が使われている商品こそ高額になって良いのですが、現実はその逆です。火事になったときのことを想定して建築資材を選ぶだけでなく、廃材処理を考えて建築材料を選ぶことも大切なことです。
F★★★★:フォスター
「フォスターだから大丈夫!」こんな言葉を良く耳にします。これは国が定めた13物質が規定された数値よりも少ない建築材料に付けられています。結局のところゼロではありませんし、13物質以外の更に良くない物質が含まれていたとしても認可されてしまう?私のようにシックハウス症候群を持っている者に取っては当てにならない認可(マーク)です。
このマークに惑わされること無く、建築材料を選びたいものです。 |