リカちゃん (近所の年上のお友達の手作り)
(私の手作り)
|
洋服は私の母の手作り、祖母の手作り、小学校1年生から2年生の頃の私の素朴な手作り、そして、購入したものです。手作りのお洋服の布地は余り切れや古くなったハンカチ、私のお洋服だったものからのリサイクルです。一つ一つに懐かしい物語があり、小学校時代の自分の心が甦ります。
|
|
|
前の家に私よりも5つくらい年上のお姉さんが居て、この頃はいつも一緒にリカちゃん遊びをしてくれた。
殆どがお洋服作りを一緒にしていたと思う。
彼女は年上で私の小さなお母さんのような存在。
彼女が居てくれたから私のリカちゃん着せ替え遊びは盛り上がっていたのかもしれない。
小学校に通う冬のこと、毎朝私を迎えに来てくれて、お手てつないで一緒に学校へ向かう。北風が吹き始める頃になると、歩きながらも私の両手は彼女のズボンのポケットの中だった。歩きにくいけれど温かかった通学路の思い出。誰に言われたでもなく、私の小さな手をかばってくれた彼女の行動に本当に感謝です。 |
|
|
|
小学校1年生、2年生の頃の私の手作りは、このお姉さんのお洋服作りを見よう見まねで作ったものばかり。
|
|
|
手が出る穴があって、スカートは巻きスカートシンプルそのもの。 |
|
明治生まれの祖母の半衿のリサイクル品。
ボコボコとしたふくれ地がお気に入りでした。 |
|
|
|
これは私が作ったお洋服、第1号だと思う。上と下を布がほつれないよう、真っ直ぐに縫うことさえも四苦八苦だった。手に針が刺さったり、糸が絡まったり。縫い始めの玉結びはお姉さんにやってもらっていたのかもしれない? |
|
シンプルな中にも裾に色違いの布でおしゃれ感覚も出てきました!しかし、布か足りない分、付け足した布がたまたまおしゃれな雰囲気になっただけ! |
|
|
|
上記と同じようにシンプルデザインですがお気に入りでした。
袖の穴が下すぎてリカちゃんの顔が隠れてしまう!そのために下に折り曲げられた部分が襟となり、偶然にも素敵なデザインになりました。
その場、その場で、出てくる困難を自分やお友達の提案でどうにか解決して行く。着せ替え人形のお洋服作りは問題解決から取られる対策で思わぬデザインが作り出されていたようです。 |
|
|
幼稚園前の幼児期に着ていたお洋服のポケットです。そのままの形でエプロンになりました。
当時は綿の紐を付けていましたが、娘が使い始めた頃に赤いリボンテープを付け直しました。 |
|
|
|
|
お気に入りの私のワンピースだった生地を利用。
フリルの下に袖の穴を開け、リカちゃんの肩にフリルがかかり袖っぽく見えるのと、エリの部分が色違いなのとで、作り方に進歩は無いのですが、工夫を凝らしています。バービーちゃん、リカちゃんとお揃いで。
バービーちゃんは胸が大きく、小学生の私にはお洋服が大変作りにくかった!! |
|
|
赤ちゃんを背中におんぶした時のママコートです。
母が使い込んだタオルのハンカチは洗い尽くされて柔らかく肌触り抜群になっていた。そのハンカチにポケットエプロンに使った幼児期のお洋服の布を裏生地と衿にし、折り返された衿の部分に紐を通して、前で結びます。 |
|
|
|