イギリスの食品

◆中国料理

まず、本題に入る前に・・・・・
中国から英国に来ている殆どの若い中国人は、本名の中国名の他に英語の通称名を持っている。彼らは中国での英語の授業時にまず、自分の英語名を作るところから英語教育を始めるらしい。中国の語学学生も、正規留学の学生も、英語名を持っています。英国での生活では彼らの通称名である英語名が通常使われています。シェリーは中国からの語学留学生です。

先日のこと、シェリーがプラスチックバックに入った豚の頭を自転車の両脇にぶら下げて家に帰る途中、一方のプラスティックバックが壊れて、豚の頭が道路に二転三転と転がりだして、最終的には、上手い具合に首が下、頭が上の状態で止まったらしい。
それを、ジョギングをしていた素敵なイギリス人男性は、立ち止まって、シェリーの顔をまず見て、次に道路上の豚の頭を見た。そのとたん、お口あんぐりで、走り去ってしまったという。
どうやら、その日は雨で、転がり出てしまった豚ちゃんは食べれなくなってしまったらしいけれど、もうひとつの豚ちゃんは、うでて食べたみたい。
彼女は食材に豚の耳など、お顔部分を良く使うようです。
ここまでの中国料理を海外でするなんて素晴らしい。中国人の中でも、珍しいようです。
中国では火曜日が豚を食べる日になっているらしい。
でも、想像するだけで、おかしくて、お腹を抱えて笑ってしまいました。
久しぶりに大笑いで、健康に良かったかも??
是非一度、彼女の中国料理をご賞味させていただきたいものです。

英国では食材として使われることの少ない頭の部分は、お安い。でも、シェリーいわく、、、一番美味しいところはこの頭のところ、中でもお鼻の部分が一番!だそうです。

2003年12月06日

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◆オリエンタル・ミックス(あられ)

朱色のボールに山盛りに入れられた日本のおせんべいのひとつ「あられ」。そこには同じく朱色のお箸が添えられている。英国の高級スーパーWaitroseの商品紹介の小雑誌に載っています。日本でならお茶菓子入れに入れられているところであろうあられですが、地球の裏側まで来ると感覚は様々となります。朱色のおどんぶりのようなボールもあられに添えられたお箸もヨーロッパの人々には東洋、日本を想像するものなのでしょう。
中身の「あられ」のイギリス名は「Oriental Mix」370gで£2.99。日本円で約580円くらい。商品説明にはThai and Japanese-style crackers with coated peanuts.となっている。日本で良く見かけるあられの取り合わせですが、タイにもあるのかな?と思ってしまった。このお菓子の問題だけでなく、ヨーロッパの人々にとって、日本も中国も韓国もその他のアジアも含めてオリエンタル(東洋)として一からげに見ていることが良く分かります。

2003年12月03日

UKのミカンー「SATSUMA」

毎年冬になると日本のスーパーや八百屋さんでごく当たり前に見かける「みかん」。みかんと言ったら愛媛みかん!と頭の中にボン!と出てくる日本人の私。ここイギリスでもオレンジと見間違ったかなと思ったのですが間違いなく、日本のみかんに出会えました。11月末頃からフルーツShopに山積みされて売られているみかんの商品名はなんと「SATSUMA」。日本的なネーミングにひとしお日本を懐かしんでしまう。硬い皮がしっかりと実に張り付いているオレンジに対し、日本のみかんはやわやわの皮が指で簡単に剥けるのが特徴。お味も日本のみかんと同じです。ただ、産地は残念ながら愛媛ではありません。ESPANAまたはSPANIAとあります。スペインで日本と同じ品種のみかんが生産されているんですね。2002年12月3日

珍しい食品?
ロンドンに住む、お料理の達人の奥様(日本人)からの情報に「100年スパゲティ」(缶詰)があるとの情報!
えーー!スパゲティは乾物であり、それだけで保存食品なのにそれをまたどうして、缶詰にするんだろう?とまたまた悩む私。今までそんなものがあるなんて気がつかなかった!スーパーの缶詰コーナーに行ってみると、うでてソースと絡められた状態のスパゲティの缶詰が何種類もある。しかもお安い!!食べてみると、これまた美味しい!!日本なら、うでたうどんが汁と一緒に缶詰になってる?ってこと?ウインナーやお肉の缶詰は素直に受け入れられるけれど、このスパゲティーには驚きです。きっと何か歴史的要素が隠れているのかもしれませんね。


一つの卵に黄身二つ!

どちらも鶏の卵ですが、左の卵には黄身が2個、右の卵には通常の黄身1個(写真下)大きさは一回り黄身2個の方が大きいけれど、中の黄身の大きさはどれも同じくらいです。
MED/Eggs×6個=£1.39(オーガニク)
DBL/Yolk Eggs×6個=£1.79
お値段も大きく変わらないのでお徳かも?

Redcurrants 左の写真はポーランド産

Currantは小粒の種なし干ブドウ.、スグリ(の実)ですが、タネはありました??5mmから1cmの酸っぱい実です。今の季節(6月)たくさんのBerry類がお店の棚に並んできれいです。
その他Berryには blackberry ,blueberry, cranberry, dewberry, loganberry, raspberry, strawberry. Gooseberryとあります。
ベリー=漿果(しょうか)の意味《イチゴの類などの核のない食用小果実. appleと共にアングロサクソン人の代表的果物.》. 

Gooseberries 左写真のGooseberriesはハンガリー産

グズベリー(の実),セイヨウスグリ《◆花言葉は「期待」》
「赤ちゃんはどこから生れるの」という子供の質問への答えでもあります。「赤ん坊はスグリの下で見つけたのよ。」と優しく答えてあげましょう。このBerryがどうしてGooseberryなのかが分りますね!
Gooseberryは直径2cmもあるBerryです。中にはつぶつぶタネがたくさんありますが、食べるのに苦になりません。レモンに近い刺激的なかつ心地よい酸っぱさがあります。


Goose Egg

左:ごく一般的な鶏の卵
右:Gooseの卵((雌の)ガチョウ;(野生の)ガン(wild 〜)《◆高貴なswanに対して,gooseは従順で愛嬌があるがやや不器用とされ,「とんま」の代名詞にもなる》

お肉屋さんでもお魚屋さんでも、数は多くないけれど、かご盛りになって売っている。、見るからに大きな卵!
子どもが小さい頃によく読んだ童話を思い出す。でも、題名が出てこない!!絵はよく覚えているのに!・・・・大きな卵のオムレツを森のみんなに分けてあげ、卵の殻は車にしちゃった!というようなお話。どなたか題名が分りましたら教えて下さい。
お味は???味わうよりも食べ慣れないせいかちょっと気持ち悪くなってしまった。Gooseさん御免なさい。


Physalis (ほうずき)・・・Colombia産

UKではちょっと高級なレストランに行くと、前菜の一つに、又はデザートの果物と一緒にPhysalisが出てきます。Sainsbury'sのスーパーなどでもたまに見かけます。Chinese Lanternを開くと中にオレンジの実があり、お口の中でAromatic flavourな香りが心地よい食べ物です。日本では食べるものではなくて、実の中のタネを出し、口の中に入れて音を出す遊びの植物とばかり思っていました。
参考ページhttp://www.eps4.comlink.ne.jp/~star/flower_23.htm

ピクルス(酢漬け)

 

漬物と言えば日本は塩漬けですが、イギリスでは塩漬けよりもピクルス(酢漬け・・・塩も入っている)の方が多くの種類があります。

日本の漬物はお味を良くするために科学調味料がたくさん入っていますが、ピクルス関係は以外にシンプル、また、サワークラウトは塩漬けのキャベツにホワイトワインのみ?発酵食品になるのでしょうか?この辺は良くわからないのですが、便秘解消食品としては最高です。

元来酸っぱいものが大好きな私にとって、このピクルスにおいては日本よりも安く、多くの種類があり、大喜びです。

上から
卵・・・スコットランド
きゅうり・・・生産地:トルコ
キャベツ(サワークラウト)・・・生産地:ドイツ
玉ねぎ・・・UK

きゅうりやサワークラウトは近頃日本でもお馴染みとなってきましたが、中でも卵の酢漬けには感激してしまいました。
卵はグワッとするほどの酸っぱさはあるのですが、黄身のまろやかさと相まって食欲をそそる一品です。
日本では健康食品に卵の酢漬けがあるようですが、一般食品として毎日の食卓にあっても良さそうな食品です。
美味しいです。
現在、狂牛病でお肉を気軽に食べることができないのですが、好きな酢漬けで良質たんぱくが摂取でき感謝です。

 

価格

卵・・・5個入り £1.05
(180円×£1.05=189円)

きゅうり・・・正味193g £0.69
(180円×£0.69=124.2円)

キャベツ・・・正味540g £0.89
(180円×£0.89=160.2円)

玉ねぎ・・・正味425g £1.55
(180円×£1.55=279円)

写真以外にもビートの根の酢漬け£0.75など・・があります。

為替が数ヶ月前は150円代のこともあり、現在は180円前後とあまり良くない状況ですが、それでも、上記のような価格です。イギリスは食品には税金の(BAT)の17.5%が付かない。日本は一律5%の税金が全ての消費物に付くところも違います。

pitted OLIVES 正味160g £1.19
(180円×£1.19=214.2円) 生産地:スペイン

こちら海水漬け・・・塩漬けですが、ブラックオリーブのように干していません。生のままを塩水に漬けています。
仲の種子を取り除いたところに、アカピーマンが詰め込まれているタイプもあります。

crespo Black Olives Greek Style 250g £1.09
(178円×£1.09=194円) 生産地:モロッコ

ブラックオリーブのギリシャスタイル・・・結局は塩づけ
買い物時、間違って購入してしまったのですが、私はこのブラックオリーブギリシャ風を西洋の梅干と呼ぶことに致しました。
干したブラックオリーブを塩づけにしてあるので、ご飯に良く合います。
最初は ん!と言った感じですが、一度ご飯と一緒に食べていただいた後は西洋の梅干!!となります!

Premium Grade Rice NISHIKI 錦 1Kg £2.39
(178円×£2.39=425.42円)
日本米に近いものはSUSHI RICE として売られていますが、中のお米はアメリカから輸入されたカルフォルニア米。タイ米がセールで1Kg£1.09ですので、多少お高めですが、タイ米のように臭いもなく、日本的お米です。しかしながら、日本のコシヒカリにはかないませんね。

Batchelors Foods SUPER NOODLES 100ge 
buy one get one free £0.49  (178円×£0.245=43.6円・・1個)


限りなく日本のラーメンに近い。
ちりちりの乾燥麺に粉の調味料、麺の量は日本は100gがかけるので、ややおおめです。
作り方も日本のラーメンと同じですが、この量にして水の量は300mlと少ない、麺が水分を全て吸収する分となる。お汁はナシということになりますが、日本のラーメンにより近くを願って大目の水をいれる。
お味はCHICKEN flavour BARBECUE BEEF flavour CHINESE CHOW MEIN flavour Curry flavour やスパイシーなものまでいろいろありますが、CHICKEN flavourがダントツ日本的美味しさありです。
※buy one get one free・・イギリスのスーパーではこんなセールの仕方が多いです。(1個買うと1個はフリーだよ。)

このボトルの中身が特別なものではないけれど、・・・これがたとえコカ・コーラであってもファンタであってもこの類のドリンクはどうも世界共通のように思う。
But・・・
2リットルボトルは作りがフネフネで気をつけてコップなどにそそがないとこぼしてしまう恐れ大にありなんです。
小さなボトルはしっかりとしたボトルなんですが・・・。
小さなボトルは携帯用?
大きなこの2リットルボトルは家庭用であって他の入れ物に一旦入れ替えてからテーブルにということでしょうか?
お店では蓋のところから吊るす形でディスプレイされていることが多いです。
buy one get one Free £0.99・・2本で£0.99

Tazaki Foods Ltd Udon Noodles with Soup 
211g /1玉£0.75(0.75×175=131.25円)

保存のきく生うどんと粉のつゆが付いている。お味も食感も純日本風。
近くの大手スーパーSainsbury'sに売っている。キッコウマンのお醤油につぐ日本のお味で、週に2回は購入してしまう食品です。

SANCHI ORGANIC RAMEN 
1袋£1.39(1.39×175=約243円)
先に紹介いたしました、豆腐を作っている会社からのものですが、日本的ラーメンというよりも、そばに限りなく近い食感。味噌味ですが、味噌が粉っぽい。豆腐よりはいけます。袋の裏には漢字で「高級自然食品」とあります。

ORIGINAL RICE DREAM 1L £1.69(1.69×175=約300円)

ブラウンライスからできたジュースみたいなもの。
どうやら作り方はUSAからのようで、これを売り出している会社名がImagine Food(UK)Ltd,・・・ まねたものの食品会社??
お味は日本酒にココナツミルクがミックスされたようなまろやかで、さっぱり・・・甘酒が軽くさっぱりとしたような・・、なかなかなお味です。

キャベツは何種類もあるらしく、このホワイト・キャベツは石のように硬く、空気さえ葉と葉の間に入らないのではないかと思うほどしっかりと巻かれています。
今度こそは日本のキャベツの味と期待したが、炒めても炒めても柔かくならず、歯ごたえバッチリでした。

ドールハウス製作で作ったキャベツのように整っています。

硬くて、煮ると粉っぽい感じがする。イギリスはオーブン料理が多いからでしょうか??
りんごは日本の物に比べると小さく、スナックに丸かじりすることが多い。日本のりんごは丸かじりするには大きすぎますよね。同じような野菜でも地球の反対側では、大きさもお味も違います。


MARMITE(マーマイト)・・イギリス国民ご推奨健康食品


娘が学校の食事によくでるマーマイトをママにトライさせるんだと家に持って来た。イギリスではどこの家庭でもこのマーマイトがあるらしく、学校でも定番品のようです。
数種の野菜をイースト菌で発酵したものでビタミンBが多く入っています。学校ではジャムと並んでパンに付けて食べているようですが、料理の隠し味にもお友達のご家庭では使っているとか。お湯割もGooだそうです。現在は定番品とベジタリアンの2種類あり、ベジタリアンは甘くて美味しいと子どもが言ってました。この頃では、この味にも慣れ、好んで食べているようです。マーマイトは発酵食品、日本でも発酵食品には納豆がありますよね、また、日本でもおなじみ韓国キムチもそうでしょうか。日本で・・酵母の健康ドリンクを頂いたことがありますが、そのお味にマーマイトはよく似ています。
生産はマーマイト・フォートン・エクストラクト社。1902年に小さな醸造所をマーマイトが買収、以後100年の歴史があり、第一次世界大戦中は兵士や病院で栄養食として用いられ、以後根強い人気のようです。

SANCHI ORGANIC TOFU 
250g £1.35(1.35×175=236円)
製造フランス  常温保存 開封後4日以内
Sherborneのハイストリートにあるフードショップで日本食品を発見!なんだか嬉しくなって豆腐を購入。
食べてビックリ、食べられない!まずい!
日本の豆腐から水分を2/3ほど抜いたような、しっかりとした豆腐で、まず、冷奴で挑戦・・・食べれない。揚げ豆腐にして・・・食べれない。
日本の食べ物はあっさりと何でもしていますが、イギリスは豆腐までこってりと重い味でした。

チーズは日本と比べものにならないほど種類が多く、とってもお安いです。

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