◆予防接種の危険性と世界の現状と世界平和 親ばか、心配しすぎ、と、後になって大笑い!!!!となることを切に願う今、日本でポリオのワクチン投与(乳幼児に投与)に関連して発生したと思われる麻痺患者の割合は、約200万回の投与に1人で、その内訳は、接種を受けた本人に関しては約400万回の投与に1人、接種を受けた者から感染し、免疫を持っていない家族等が麻痺をおこした人に関しては約500万回の投与に1人などとなっている事実がある以上、潜伏期間の5〜35日(平均7〜14日)は、本当の安心を得られそうにありません。予防接種は、数少ない犠牲者が出ることを承知の上での、国の対策である訳です。
私は娘が幼少の頃にこの予防接種について悩んだ母親の一人です。今も!ですが!当時、三種混合ワクチンで事故があった後でしたので、予防接種という行為に不信感を強く抱いていました。自分で出来る限りの資料を集め、各予防接種について、病名と症状の削除方式で最終的にどうしても必要となるであろう予防接種はBCGとはしかであるという、私独自の判断の元、この2種類の予防接種のみ受けることにしました。それも、集団摂取はさけ、子どもの体調や予定などからベストと思われる日程で個別に受けました。これが、意外なことに産婦人科医院を経営なさっているご家庭のお子さんも、最低限必要と思われるBCGとはしかだけの予防接種しかしていないということにびっくりしてしまいました。私の予防接種研究もまんざらではないな!などと思ってしまったのですが、留学という異国での生活ともなると、その国の事情に合わせて見直さなければなりませんし、世界事情も大きく影響してきます。
留学先である英国の予防摂取内容を調べること、日本にあっても、英国にないもの、またその反対のものもあります。特にガーデニングが盛んな国である英国にもかかわらず、破傷風菌が土に多くあるらしく、必要な予防接種と思われます。アフリカへの旅行者も多い英国です。これら、予防接種についてPetiteホームページの「住むためのUK情報」−「UK国営医療制度 NHS (National Health Service)」−「予防接種」のページをご覧下さい。
また、世界が不安定になってきた、911事件後、SARSをはじめ、結核なども統計的には2002年度から増え始めています。日本でも警戒警報が出されている結核は英国でも結核の主要感染地域とされるブラジルよりも高くなってしまいました。特に東ロンドンでの発生が多く、世界の混乱と共に多くなった難民。難民を受け入れている英国では年間20万人以上もの移民が英国にやってきており、ロンドンの人口の20人に1人は難民であると推定されています。感染者の半数近くが、インド、バングラデシュ、パキスタンからの難民のようです。このような影響もあってか、英国での人種差別が2002年度から増大しています。
また、BBCで数日前に放送された「バクテリア」の番組では、現在、英国内や世界で感染が起こっている、ペストなど種々の感染症の実際の患者さんの映像が流されました。絶滅されたと思われるような病気も世界には根途絶えることなく存在しているという事実。世界が不安定になれば、更に増えるであろう細菌感染の病気です。
親として、予防接種の危険性を最大に考慮した上で、子どもの生活体勢を含め、真剣に考えなくてはならない予防接種です。世界の平和は健康への平和であることが、この感染症の病気からも見えてきます。世界の平和、世界の経済安定から予防接種など受けなくとも、人間を病魔から防げるような時代にしたいものです。兵器としての細菌戦争の言葉も聞こえてきます。戦争は見る方向をどんなに変えても間違っている行為です。(アフガニスタン、イラクではアメリカが使用した劣勢ウラン弾での被害が戦後も影響している。)2003年12月12日 予診、体調体質のチェク、摂取後の注意など何もない英国の予防接種!
学校から予防接種の希望用紙が来たので、ポリオを希望した。
ポリオを飲む生徒もジフテリアを摂取する生徒にも摂取する当日に時間になったら保健室に来るように連絡があった。急にポリオを飲むことになった娘から携帯に連絡がはいる。「なんとまあ!急なことであるが保健室で熱を測るだろうからその熱の具合と飲んだ後の注意をきちんと聞いてきてね。」こんなアドバイスを娘に言った。しかしながら、保健室に行くなり、「あなたはどっち?」と聞かれ「ポリオです。」と言い切ら無いうちに娘の口元にポリオの容器が近づいていた。保健室に着いてあっという間に飲まされちゃってた!これが娘の感想。忙しそうに立ち働いているナースに必死で飲んだ後の注意点を聞いたら「いつもと全く同じで大丈夫よ!ただ、彼氏とキスだけはしちゃだめよ!」これが注意事項として伝えられた内容です。しかし、それから数日後、燃えるような喉の痛み、熱、、、ポリオの初期症状と同じような状態になってしまい長く学校をお休みしました。家族感染の恐れもあるポリオです。私たち親子は恐怖に恐れおののいてしまったんです。
毎日症状をメモし、近くの診療所に行き、学校にも相談に行き、言葉の問題から日本の大学病院にも問い合わせをしました。それから半年後の現在、元気に学校生活を送っていますので心配のし過ぎで終わることが出来ているようですが、この予防接種にはいろいろと考えさせられます。2004年05月21日 |