VISA |
911の事件後、英国イミグレーションでも目まぐるしいほどに手続きや規定の変更が行われています。留学のVISAは日本の英国領事館で申請し許可を戴くことをお勧めです。英国のホームオフィースに直接申請の場合、許可がおりてもおりなくとも申請手数料として£500がかかります。経費だけでなく、長い時間待たされることも予想されますので、日本でのVISA申請の方が良いかもしれません。 |
2003年8月1日より留学生の再入国の手続きが変わりました。 |
9歳留学生と母のVISA |
今まで観光でしか海外に出たことがなく、VISA(入国、出国許可証)について改めて考えさせられました。VISAには観光ビザはじめ、学生ビザ、結婚のビザ、就労ビザ(work permit)などたくさんのカテゴリーに分かれていますが、ここでは私たち親子のVISAについて実例をお話ししてみたいと思います。日本とイギリスはVISAの免除協定が結ばれているおかげで、最長6ヶ月までは観光でも留学(日本人は学生ビザは不要)でも滞在することができます。しかしながら、留学する本人は9歳、そこに家族としての母、この実例は英国大使館に問い合わせても実例資料としてありませんでした。留学生本人のみであるならば、空港のイミグレーションで学校からの在学証明 (16歳以下は認可を受けた私立学校のフルタイムのコースを取ること、寮に関する証明)や授業料納入証明証などで滞在許可はおりるようですが、入国の度にVISA申請をしているようで面倒だったのと、母親のビザ取得のためには子どもの学生ビザが必要のようです。その母親もVISがなくても6ヶ月を超えないよう滞在することは可能です。しかし、ボキャブラリーの習得には最高の年齢であったとしても、親元から離れ一人立ちさせれには時期早く、また、滞在日数を気にせず充実した日々を過ごせるようVISA申請することに致しました。 |
VIASの必要性 |
・自国民の利益を守るためのもの・・犯罪者や不法労働者の入獄拒否。 |
パスポート |
日本国内なら身分証明証として保険証や免許証、保険証ですが、海外に1足出てしまうと、パスポートだけが通用する身分証明証となります。 |
VISAスタンプいろいろ |
空港のイミグレーションでポンと押してくれるのがleave
to entryと言う滞在許可証 |
審査官 |
入国管理局の審査官は女王の代理としての大権を持っている。 |
書類の取り寄せ |
@直接Home Officesへ 申請書はビザの種類によって異なります。 |
VISA取得提出書類 |
家族全員のパスポート |
申請は自分で |
まったくに無知な世界だったものですから、弁護士事務所にお願いしようと思いましたが、日本語が通じるところはワークパーミットなど日本企業からの依頼のみで個人のものは受け付けていませんでした。また、英語のみのところは、「I
can't speak
English.」の私にはどうすることもできず、これも断念。専門家にお願いする場合10万円前後はかかるようです。次に通訳の方にお願いしようと思いましたが、責任問題なので時間給の通訳のみとのこと。これではクロイドンでどれだけの待ち時間があるのか予測もつかない、また、申請書の記入等合わせると相当な時間になるため予算の関係で断念。 |
Home Officesへ |
郵送でも受付けてくれますが、数ヶ月かかることもあり、その間パスポートも提出してしまいますので、Home
Officesに出かけることにしました。 BR(ブリティッシュレイル)が安くなる朝9:00過ぎに出かけるものですから、クロイドンのHome Officesに着くのは、お昼頃。すでに長蛇の列。1時間ほど待ってやっと受付、色分けされたお部屋にその部屋の色のラインを通って入り、そこで更に3時間の待ち時間。(※Home Officesに申請に行く場合はお弁当持参でい行きましょう。特にお子様連れの申請者は。)順番が来たときには、ぐったりと疲れきっていましたが、審査官とのやり取りは10歳になった娘がすべてやってくれました。1年ではありますが、即日滞在許可を親子でいただきました。「期限が切れないうちにまた申請に来てね。」と係官。娘は母が何も出来ない分、こんなところでも誉められたり、優しくしてもらっていました。 |
参考資料 |
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