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◆母から見た娘
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◆親子で見た母娘
自分自身が大好き

◆母から見た母(自分)
腑抜け母さん
     

 

娘から見た母さん

「勉強に邪魔な母」

机左側、勉強している娘。机右側、パソコンたたいている母。
勉強机なんて、仕事机なんて、我が家には無いから食卓テーブルでお互いのワークをこなす。
集中して勉強、集中して仕事、こんな状態のときは静かな我が家。
ただ、勉強も仕事もひと段落すると話したくなってくる。ここからが大変である。お互いが自分の休憩時に話し相手、遊び相手が欲しいから、集中して仕事や勉強をこなす相手にちょっかいを出す。
「うちはたまんないよね!勉強の邪魔する母親が居るんだから!」「本当にうるさい。静かにしてくれない!」
勉強しろと強制する親に殺意を抱く子どもも居れば、我が家のように勉強の邪魔をする母親に本気で腹を立てている子どももいる。世の中いろいろです。
話好きな我々親子はこの話をきっかけにそれから延々と話してしまう。。。結局のところ、お互いが勉強の邪魔をし、仕事の邪魔をすることになります。
娘は勉強よりも母さんと話している方が楽しい、母も仕事より娘と話している方が楽しいのが本音。

そこで、フランス革命のテストがあるという娘に即行で♪レボリュ〜♪ション♪とダンスつきの歌をプレゼントしてあげた。ゲラゲラと喜んでくれた娘。ゲラゲラ笑いながら、「・・・のお父さんも・・にテスト前に歌をプレゼントしてくれたけれど、テストの点数に良い影響は無かったって言ってたよ。」という話をしてくれた。
きっと歌のレベルは違うんだろうなー、彼女のお父さんの歌はギターの演奏で本格的かも、、なんて想像してしまう。彼女のお父様は美術の先生だ、作曲も出来るんだー!と思いながら、スパルタで「勉強しろ!」と言われている子ども達よりは、もしかするとこの子達は幸せなのかもしれないと思った。

どうして勉強するの?
この質問は子どもと同じように母である私の心にも未だにクレスチョンが付きっぱなしだ。
私たち親子はこのことを話題とした話を多くするようになった。
アカデミックの勉強と人格形成は全く違うところに存在するものであるということ。アカデミックのお勉強はなぜ必要なのかと言うこと。これらを社会に結びつけ、資本主義とも結びつけ、考えている。
この年齢の母親(私)でさえ、どうして勉強するの?の的確な回答を出すのは難しい。だからむやみやたらに、子どもに「勉強しなさい!」なんて言えない。
まさか、社会的地位が良くなるように、収入が多くなるように、勉強するのよ。などと資本主義に傾倒した経済面だけを見た回答は私には出来ない。それどころか、そんな回答をする大人に私は反発したくなってしまう母親なのかもしれない。

今勉強している化学記号が将来の私に役に立つの?
日常生活ではほぼ使うことの無い方程式をどうして出来るようにならなくちゃいけないの?
娘にこんな質問をしてしまう母親だ。
そして、上記の回答に母娘で声を揃えて「本当だよねー。」と言ってしまう。
こんな母親と一緒に暮らしていると、本気でどうして勉強しているんだろ??と思ってしまうらしい。
この問題に解答が出せるまで我々母娘は話すたびにこのことが話題に出るだろう。今、ほんの少しだけれど回答が見え隠れしている。いつか、どうして勉強するの?の回答らしきものが出せたら皆様にもお聞きしてもらいたいと思います。