Home

Sherborneの家々

歴史を積み重ねてきたこのSherborneには保存指定を受けている建物も少なくありません。
建物をこよなく愛すイギリス人は日本の土地的感覚と同じように上物の建物を財産とする。地震国日本では考えられない石の建物ですがココイギリスでは半永久的なものなのでしょう。外壁はそのままに中だけ近代的なものにリニューアルすることが多いいようです。我が家は元ビール工場のリニューアル版、先日引っ越してきたお宅では外壁のSherborneストーンを内側からも見えるように、今までの白壁を取り除きクラッシクなお部屋にリニューアルしました。この建物は24時間セキュリティーが働き、エレベーターにオートロック・・・古いものがあってこそ新しいものが生かされる。何もかもが新しいが良しの日本とは文化が違うんだなと実感です。
ドールハウス製作の方も参考資料としてご覧下さい。
Sherborne以外の資料も一部あり!

Sherborneの建物は木造のチューダースタイルとハチミツ色の石の家とレンガの家です。
この石は建物だけでなく、いたるところの塀などにも利用され、町全体に甘いハチミツ色が染まっています。
新しく出来た大手スーパーもこの町の雰囲気そのままにハチミツ色の石の建物です。

石灰石の一種
ハニーカラーストーンとも呼ばれるようですがここSherborneでとれる石はSherborneストーンと呼ばれています。
ばれている。

ハチミツ色の
スーパー

駐車場

私もお世話になっているNatWestBankの建物

ティンバーにジュティ、下段で使われている格子のガラス窓は丸い昔ながらのもの。チュダースタイルの銀行の建物が気に入ってしまいマイバンクをここに決めました。町のいたるところにこのデザインの建物があります。

イギリスでは木造建築のスタイルを、構造面から
ハーフ・ティンバー、又は色の対比からブラック・アンド・ホワイトと呼びます。 
ハーフティンバーは(東方・西方・北方)3地域でデザインが違います。
ハーフ・ティンバーと呼ばれる理由
・木造軸組とその間を埋める材とがほぼ半分づつだから
・軸組を構成する木材が丸太を半分に割ったものだから
・上階(木造)と下階(ブリック等)で構造材が違うから
これを良く
チューダースタイルと呼ぶ

チューダー朝時代に、オランダに近い地域の高級建築で、軸組の間をブリックで埋める方法が流行した為です。
構法の発達に伴い、ハーフ・ティンバーはその表面を覆われてしまったこともあったそうですが、近年、伝統的な木造軸組を露出し、その美しさを再び甦らせようという動きが盛んになっているようです。

Sherborneのハーフ・ティンバー

Sherborne Cheep Streetにある建物

窓の左側はアンティークのシルバー屋さん、
右は婦人服のお店

とても古い建物です。


出窓の上に見える2階部分を支えている造りが珍しい。

この木造住宅の特徴の一つは、ジェティと呼ばれる、上階の床の大きく張り出した部分です。
ジェティには、
@床面積の増加
Aその下の軸組や漆喰の保護
B上階の重みにより安定・床の反りを防ぐ
C一階分の短い柱で済み経済的
D施工時の組立てが簡易かつ丈夫
などの長所があり、これを美しい彫刻等で飾って張り出すことが富の象徴でもありました。
資料提供・有限会社コッツワールド http://www.cotsworld.com

ドールハウス製作で屋根を張り合わせてゆく作業は大変ですね。
Sherborneの町の中にはデザイン性のある屋根が沢山あります。
3枚の写真は同じ屋根を違った角度から写してみました。
元教会のこの建物は30以上のテナントが入ったアンティークショップ。
我が家の道を隔てた反対側にあります。

イギリスの屋根といえば古い建物にはストーンタイル(石の屋根)が使われていました。この頃ではスレートが多くなっているようですが、20年前からこのストーンタイルの屋根は取り壊すことができない保存指定の屋根となりました。
今でもストーンタイルの家は維持費がかかって大変。
今度ストーンタイルの屋根の写真を撮って来ますね!

FonthillGiffordのMushroom Stone倉庫の隣にあったのが、鳩小屋、それも伝書鳩の小屋です。

大きなドームに鳩が1羽やっと入るほどの小さな升目、どんな目的でこの伝書鳩が活躍したのか聞けなかった私です。
それは大農家の人目につかない大きな木に覆われた裏庭にあったから・・・・時代が違うんだから聞けば良かった!!

Sherborneから30分ほどのところにFonthillGiffordという村があります。
クラフトフェアーが元農家だった家で行われました。そこの裏庭にはこんな建物が。
倉庫である建物を支えているのはMushroom Stoneと呼ばれ、ねずみ返しの役目を果します。また、地面から高いところにあるので農作物を湿気からも守れます。
日本なら奈良の正倉院の校倉造りといったところでしょうか。


1999.12
ハロッズの近くのビルの工事風景です。
外壁をきれいに残し、中は何もありません。こうして歴史的財産を残しながら、近代化もしていくんですね。
2001.2

wisteria

Sherborneの家々の壁に藤の花が咲き誇っています。蔓性の藤の花は日本では棚にして仕立てますが、ここ英国では石の壁に這わせるようです。どの家でも玄関や窓の周りに咲いています。

Sherborne