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町の様子

 

私の住むSherborneは15世紀の壮麗な大聖堂Sherborne Abbeyを中心に、そこを取り巻くのは未来の貴公子達が通う名門私立校Sherborne Schoolがあり、そのちょっと離れたところに、未来の淑女が通う名門私立校Sherbon School For Girsがあります。
Sherborne Schoolは1550年King Edward Yによって教会を中心とした建物において創設された学校(Public School)(Independent School)です。
1850年には40人足らずの生徒数でしたが、現在は約650名の13歳から18歳の男子生徒が学び、彼らのハウスは町のあちこちに点在しています。創立650周年記念が2000年に行われました。
この学校の建物は歴史的重みのある、丁度「ハリーポッター」の世界のようです。映画の舞台にも何度か使われています。1948年「The Guinea Pig」、1969年「Goodbye Mr Chips'」、1994年「The Browning Version」
Sherborne School of Girlsはその女子校として1899年に創設、男子校とは別に広大な敷地を有し、約320名の11歳〜18歳の女子が学んでいます。1999年には創立100周年記念が行われました。
Full Boarding(全寮制)のこれらの学校の生徒の姿もよく見かけます。
学生のSymphony Orchestraは月に1度お昼休みの時間に無料でオーケストラ演奏を聞かせてくれます。最高のグレードを持つ彼らの演奏はN響以上の腕前です。


70年代当たりから知る人ぞ知るアンティークのメッカでもあり、この小さな町に何十軒ものアンティクショップがあるんですよ。家具、シルバー、陶器、Etc

町のTown center(町の中心)にあるCheap Street(商店街)には1790年頃からの薬局があったり、16世紀頃からのハーフティンバーのたてものなどもあり、中世のまちでお買い物をしているような気分です。歴史を感じさせるレストランも多いですよ。
※薬局には大きな薬ビンがディスプレイされています。これは文字の読めない人の多かった時代、薬局の目印になるものでした。

Cheap Streetではよく生演奏が行われています。路上演奏家が郵便局の前や銀行の前、Conduitのところなどでオペラ、ギター、フルート、バイオリン・・・の音色がながれていることも多くあります。生演奏を聞きながらのショッピングもいいですね。

 

元教会だった建物は30ものテナントが入るアンティークショップ!!
5分も歩けば、Old New Castleと二つのお城、保存指定を受けている建物も多く蜂蜜色の壁も保存指定を受けているこの町のトレードマークです。
毎週木曜と土曜日と第3金曜日には市が立ち、朝から賑わいます。野菜、チーズ、魚、お花、ジャム、・・どれも地元の手作りが多い。
 

ロンドンから鉄道で2時間のこの町はアクセスも良く、田舎とは思えない洗練された町。
町に一歩足を踏み入れれば、中世の時代に迷い込んだかのように、貴族的気品と優雅さがしっかりと染付いている町であることに気づかされます。
お城やSherborne Schoolでコンサートや花火があったり、町のストリートを埋め尽くさんばかりに出店がでて、観光バスまでやってくる。アンティークオークションがあったりと、こんなにも小さな町であるのに活気と気品と静けさに満ちています。
私の住むフラットはその名もThe Maltings、元ビール工場だったこの蜂蜜色の建物も10年前に24時間セキュリティーのマンション外壁はそのまま、中だけ改装したようです。
ある人の話しではこの辺りは美人の多い地域だとか??あやかりたいですね!!

 

◆夏の国際化Sherborne

Sherborneは学生の町、650年以上の歴史を持つSherborne Schoolが教会を中心に町全体に広がっている。その姉妹校的なSherborne School for Girls、Sherborne International School、Sherborne Prep Schoolがあり、南に女子校がひとつ、北に公立校がひとつある。公立を除いては全寮制の私立学校です。いつもは英国人学生を中心に学生で賑わっている街です。しかし、今は同じ学生でも、それぞれの国から、全寮制の校舎を利用してのサマースクールが行われているため、ショッピング街での学生のランゲージは国際色豊かです。洋服屋さんで聞こえてきたのは・・・・ギャフォントシス???=フランス語だ!!道を歩いていると・・・チャオー!!イタリア語だ!!!同じヨーロピアンでも何処となく英国人とは違う学生たち。英国のインデペンデントの学校は全寮制が多く、その施設の充実度はどの国にも勝るものがある。本来の学生たちが自分の荷物と共に家に帰る夏休みには、これらの校舎がエージェントに貸し出され、サマースクールが何処のインデペンデントスクールでも行われている。英国は世界で一番にどの国に行くにもアクセスの良い国であると共に、受け入れ体制も整っている、国際国であることを感じさせられます。2003年7月14日