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正規英国(イギリス)留学費用我家について


英国留学は世界でスイスに次いでお高い教育かもしれません?しかしながら、それに匹敵できる教育内容があるものと思います。
ここでは我家の留学費用について書いてみたいと思います。

私どもの経済的理由から在籍している学校を辞めようと思い、意を決して学校側にそのことを伝えました。すると、学年トップの先生から娘に数回お呼び出しがあり、あれやこれやと雑談を交えながらもその理由を先生は探している様子。歩いて30歩もあれば我家に着いてしまいそうなほど近くにある娘のデイハウスのハウスミストレスが何度か我家まで車で娘を送ってくださる。きっと、車の中で娘から学校を辞めることの真相を聞きだしたかったのであろう。「辞めたい。」と一言申し上げたところで、学校側のこれらの行動に私たちは非常に悩みました。辞めることを申し出てからも1年は在籍しなければならない。なのにこんなにも問い詰められるのか、異常な親切に出会うことになってしまった。こんなことになるのであれば、無言で辞めてしまう方が良かったのかもしれない。。。そして、学年トップの先生との最後のミーティングで最後に先生から飛び出した言葉、、、「授業料も大変だよね。」と言われ、「シックスフォームはお高いですから、、」と娘は何気に答えたらしい。以後、お呼び出しが無くなった。このたった一言で貧乏を見透かされてしまったようで私たちは落胆した。学校を辞める場合、1年前に学校側に申し出る必要がある。でもその1年はせめて気分良く学校生活を送らせてあげたかったので経済的なことを学校に知られたくなかったのです。日本人感覚ですと私立の学校に通う以上経済的に問題があるなどと口が裂けても学校側に洩れてはいけないことと確信していました。
それからほどなくして学校からレターが届きました。
来年度から10%の授業料の免除があると、、、、、しかしながら、10%の免除をいただいても、、、な、、と思いながら辞めると言い出したときの先生方の行動を思い出すと辞めることが出来なくなってしまった。娘自身もこの学校が好きで、友達とも大変良い関係が続いている。10%免除は学校の営業かな?、、とふとどきにも感じながら在籍が継続された。学校に入ることも大変なことかもしれないが辞めることは更に大変なことである。
この時期。ミュージック部門で先生の失言により問題が起こった。娘からの抗議だけでなく、私も母として教育の理想を掲げ学校側とある意味戦いました。最後は学校側とリベート的な戦いも行いました。私たち親子は教育の理想を求めて留学したのですから、学校側に納得行かない問題があれば、それは素直に抗議させていただきました。とことんな話し合いによって、この問題は解決されましたが、問題解決に関して、日本人と英国人の国民性の違いを知ることになり、英国の国民性に合わせると簡単に解決してしまったのです。下手な遠慮や大きな心など必要ありませんでした。事実は事実として事実に基づいた解決方法を提示させていただくことにより解決したのです。相手に対して厳しい態度を取ることによって解決したと言っても良いかもしれません。それは娘自身の正当性を誇示するものでもありました。
そして、新しい学年となり、授業料の請求書が届きました。請求書を見てびっくり、、、請求額が少なすぎる。そこで瞬時に思ったのが「会計はまたも自分の仕事の間違いに気づかすインボイスを作成したな!」早速に間違っている旨のMailを送信。学校が始まろうとしているのに何の返信もない。。。再度送る。それでも返信が無い。ちょっと待てよ、、、、、1年ほど前に10%OFFのレターをいただいていることに気が付いた。そのレターを探し出してもう一度見てみる。そういえば、あの時「ママ、90%OFFって書いてあるよ。」と言った娘に「あなたの英語もたいしたこと無いわね。この学校のトップスカラーでさえ50%OFFよ。そんなことある訳ないじゃない!」と言って娘の頭を指先でツンとしたことがあったっけ。。。まさか、、、その文章を娘の名前を伏せて数名の方に翻訳をお願いした。90%免除と書いてあるそうな。。。インボイスに間違いが無かったことに気が付く。
この瞬間、頭の中が真っ白になってしまった。そして、1週間寝込んだ。喜びなんて無かった。複雑な気持ちそのもので、、、自分の親としての力の無さを思い知らされてしまったような、何ともいえない心境でした。私は90%授業料免除をいただいていても学校側に教育の理想を掲げ堂々と抗議を行ったお母さんってことになった。。。ヒエ!冷や汗流れるところですが、学校側の印象としては貧乏にもめげず教育に理想を持ったお母さんと映ったようである。
次の学年には100%授業料免除となり、次は120%免除です。スクールショップで購入したもの、学校のトリップ費用、エキストラレッスン、全てがFreeとなり、毎週学校からお小遣いまでいただけたのです。
英国の国会での討議が反映された学校側の対策なのかもしれませんが、学校側の配慮が有ったからこそ、娘は無事大学入学まで進むことが出来ました。
「この国では貧乏は恥ずかしいことじゃないのよ。」とおしゃった方がいらっしゃいました。資本主義社会の歪をこのような形でフォローする。人間の価値は金銭の価値とは違うところにある。と言っているのでしょう。辞めると言い出したときに学校側がその理由をひつこいほどに追求してくれたからこそ、今の娘があります。娘が在籍していた学校は生徒一人ひとりの状況を大変良く見てくださっている学校です。私は英国の学校と二人三脚で子育てをすることが出来ました。とても感謝しています。
一人の生徒の様子からバックヤードの家庭の状況まで学校が見抜いてくださる。日本の学校ではどうでしょうか?経済的困難をきたした家庭の生徒を切り捨ててはいませんか?

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