Petite・プティット きもの着付教室

ご案内


ご挨拶

女はいつも美しさへの憧れを胸の奥に秘めており、美しいものとの出会いが女をつくり、・・・・研かれて女になると申します。
日本の民族衣装きものも、日本女性の美しさへの憧れであるように、きものを通じて内外面の向上をはかれたらと思っております。
また、室町時代にその原型を生み、時代の推移と共に少しづつ形を変えながら現代に伝えられて来た伝統文化きものです。
現代を生きる私たちにはそのさまざまな伝統文化を次代へ伝える使命があり、特に今、きもの文化の門をたたいて下さった皆様にはきものの奥深さを認識し、伝統を学ぶ意欲を燃やし続けていただきたいと思います。


きものの魅力

@ 振りのお話
衣服を通してその人の人間性や感情を表現していることに気がつかない。
きものの袖の振りには、感情を表すしぐさが多くあります。
袖の振りで涙を拭う。袖の振りを大きく振り喜びを表すなど・・・

A 着終った時の美しさだけでなく、箪笥から出してしつけをとり、まとい、帯を締めてと全てが美しい日本女性の動作、しいては物を大切にする心の表れの動作です。

B本来ならば、着方や手入れなど、母から子どもに、子どもから孫へと受け継がれるべく、自国の民族衣装きもの。丹精込めて織り込まれ、染められたきものは、平面的な要素から、手入れが良ければリフォームにより形を変えながら、長い間使用できるものです。母のきものや帯は、布団のカバーとなったり、お人形の着物になったり、テーブルクロスになったりと生活のあちらこちらで、形を変え息づいています。

PETITEきもの教室ではて結びを基本としており、カリキュラムにはきものに関する全てを組み込みました。節目々を乗り越える強い信念を持って取り組んで戴きたいと思います。

 

Petite Mumのきもの

遠い昔から、たおやかな品位を持って振舞う大人の女性を尊敬の思いを込めて眺めたものです。
家庭の中の主演女優、主婦は家族と言うファンを失望させないように、常に心にアンテナを張り巡らし、衣服は家族の目を楽しませ、自分の気持ちをも変化させられるものにしたいものです。時折きものを着て家の中で過ごす一日、きっとお子さんの心から、夫の心から愛のテレパシーが帰ってくるやもしれませんよ。帰宅したご主人様にきもの姿で夕食を演出してあげるのも楽しいではありませんか。きものの持つ不自由さから、子ども達は母親に対する労わりの心が生まれるともいいます。今から十数年ほど前の総理府の統計調査からも情操教育に良いとの結果がでていたと記憶します。きものから育まれる心と、柔らかな雰囲気で、家族にとって居心地の良い家庭作りの一つの立役者きものであって欲しいと思います。家庭の中のきものだからこそ、合理性を重視したきものであることをPetiteは目指したいと思っています。
・・・・・これは、私が20代なかばに書いたものをアレンジ、自分のきもの教室で使用した文章です。

学生時代から結婚前まで、日本の民族衣装きものに興味を持ち、きものにまつわる仕事をしていました。親の反対を押し切ってのこの道だったものですから、誰に頼ることも出来ず、洋服を購入するお金もなかった。勿論、高額なきものを購入しなくてはならなかったからに他なりませんが。、毎日をきもので過ごしていました。きもの学院講師、きもの取材、自宅でのきもの教室、きもの思想の普及に伴う北海道から沖縄までのきもの講演、、、、、
今、英国に住みながらも無性にきものが着たくなる時があります。
下着から着重ねて行く様は女の心の動き、そして、最後の帯締めをキュッっと締め上げて自分の心も出来上がります。頼るところの無い洋服と違って、帯が私を支えてくれる、背筋をまっすぐにしっかりと支えてくれるのが帯の役目と思っています。着てて気持ちよいきものです。きものの成り立ちは、全て人の心の現われとしてのものであり、年齢や立場、季節、着方によりきものが心の表現者ともなってくれます。いつか、再度きものに触れての生活ができることを願いながら・・・
2003年10月24日


レッスン

基本プライベートレッスン
目的に応じて日程、回数は応相談
集中的に学べるマンツーマンレッスンです。

「きもの目次」 あわせ色目を楽しんでいただける目次です。

きもの目次」 テキスト目次

見難いようでしたらご一報下さい。改良してみたいと思います。

Petiteきもの着付教室法教処