母の目、子の目から 学校を考えよう |
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「君も考えているの?自殺」 |
日本の教育はその方法論、システム、価値観において、子ども達の心を健全に育めなくしている! 教育の価値観:学校の勉強が出来ることだけが重要視されすぎてはいないだろうか? 2007年05月 |
9歳からお世話になったプレップスクール。11歳からのシニア。13歳からのシニアと英国に来て現在の学校は3つ目の学校になる。9歳からのプレップ(小学校)の在籍期間は1年。英国に慣れない私たち親子をプライベート面から、学業面に渡り、細かくお世話いただいた学校です。娘はこのプレップスクールでアメリカンイングリッシュからクイーンズイングリッシュの発音を習得し、学業面の基礎を築きました。英語も出来ない母が英国生活を好調にスタートすることができたのは、このプレップスクールと地域の人たちに守られていたからです。 日本で教育の理想を暗中模索し、10ヶ月からはじめた「くもん」の早期教育。1歳で2歳児読書をこなし、雑誌にまで載せていただき、最後に残ったのは教室とわが子との狭間で悩む母になっていた。教育の裏事情を知れば知るほどにこの教育は嘘だ!と思えた。幼稚園受験にもトライし、入園させていただいた。私立であって国の援助を受けている日本の私立は教育内容も矛盾であるが、本音と建前の大きな違いを身をもって体験することになる。日本の教育はどこかクリアではない。 学校が黙って手を差し伸べてくださるご好意に何度感謝した事でしょう。全校生徒約1000人のマンモス校ですが、学校は生徒一人ひとりに配慮したこころ配りがあります。この学校システムを日本も取り入れて欲しいところです。 2007年05月15日 |
英国は高校が2年間。最初の1年生終了時のAsテストでほぼ大学が決まる。だから娘は大学がほぼ決まるテスト数週間前のはず。。。が、、、、しかし、、、、日本では考えられないと思いますが、週末になると夜8時から夜中2時くらいにかけてのパーティーに出かける。お友達の家でのホームパーティーですが、英国のご家庭のホームパーティーは簡単に30人くらい以上は集まる。高校生のパーティーでもお酒は当たり前、年齢的にもお酒が許される年齢に達しています。それなら、週末以外は勉強しているだろうと思いたいところですが、小学生の頃から宿題だけは坦々とこなす娘でした。今もなんら変わることがなく、宿題は坦々とこなしています。しかし、長時間勉強する訳でもなく、宿題以外のお勉強をやっているとも思えない。それどころか、音楽や映画のダウンロードに時間を費やし、パーティーに着て行く衣装のコーディネイト、化粧に余念無く、この年齢で興味を持つであろう内容を充実させた楽しい高校生活を送っている。日本はクリスマスやお正月を返上してまで、ねじり鉢巻で勉強するのではないのか!このあまりにも大きな違いに驚かない日本人はまず居ないであろう。 2007年05月01日 |
◆教育再生会議第一次報告を拝見して
〈第1次報告の最終案(要旨)〉
asahi.com2007年01月18日15時36分より 24日の正式報告で上記に変更があった場合には上記を修正します。 目先の対応策で終わってしまうのではないか、、、いつものように、、、上記の内容で大改革が出来るのか?そんな風に思ってしまう。。。。 誰がなんと言っても子供の最高責任者は親です。子育ての責任所在が親なのか、学校なのか、国なのか?戸惑ってしまうような教育改革。今の日本は親自身が教育の最高責任者になれないような事態に陥ってしまっているのか?そんなことは無いと思う。公的立場の教育委員会よりも、学校よりも先生よりも子供のことを一番に理解できるのは生まれてからずっと見守ってきた親のはず。責任の所在を親にすべきと思う。その親の期待に沿えるような学校づくり国づくりこそ、具体性をもった現場の改革が出来るのではないだろうか?教育改革に学校のシステムと公が邪魔をしてはいないだろうか?教育改革とは学校だけに留まるものではない。「家庭の日」1日で教育が変わるものでもなく、社会総がかりでもなく、親が全人格形成として子供を育てやすい国の価値観を育てるべきであると思う。 人間としての価値観が勉強が出来るところに置いてしまいがちな日本を改革して欲しい。人間としての価値観は人間の数だけあるはずです。日本はみんなが同じの集団心理から価値観が画一化され、生きて行きにくい国であることは否めません。自分が自分であることのニュートラルな心になることが難しい国なのです。 2007年01月20日 |
いじめが原因ではないかと臆される自殺があった場合、親としてはかけがえの無い我が子を奪われた原因追求をしたくなります。原因が分からないまま我が子の死を受け入れることなど出来ないのが現実であると思います。そして片やお友達同士や学校側ではいじめた人が誰なのか、どんないじめがあったのか知っていても意外や口をつぐんでしまいます。いじめたであろう生きている生徒や先生を守ろうとする心理が働くのかもしれません。もしくは、大なり小なりいじめていない生徒が一人も居ないのかも知れません。全員にいじめ行為があったにもかかわらず、直接的な原因だけを取り上げるのはその生徒だけを吊るし上げている様で難しい問題となるのでしょう。 2006年11月19日 |
テストの前の晩に詰め込む、一夜漬けの勉強。日本人にとってごく当たり前の勉強方法ですね。一夜漬けの勉強方法は日本でもけして良い勉強方法ではないと認識されていますが、それは英国も同じです。ただしその理由は大きく違います。 2006年11月17日 |
ちょうど1ヶ月前に自殺連鎖が始まっているとこのページで書いた。この鎖はどこまでつながっているのか、、、、、早く断ち切らなくては。
2006年11月15日 |
◆世界の動きの中から見た日本の教育 かつて大英帝国が世界を牛耳った時代から、アメリカが世界の覇権国となり、その中で日本は日本国でありながらアメリカであった戦後を過ごしてきました。 2006年11月10日 |
◆いじめ 追記します。 ーーーーーーーーーーーー 日本でいじめが理由で次々と自殺するティーンエイジャー。英国では授業中に人種差別があったからと逮捕されるティーンエイジャー。人と人とのコミュニケーションに人々の良心と秩序から形作られたマナーの枠を飛び越えて、法で管理しようとしている英国と日本には大きな違いがある。 2006年10月14日 |
予想していた通り有名人有識者が阿部内閣の教育再生会議メンバーに選ばれた。 2週間に1度の会議、来年3月の中間発表、最終報告来年中 一般人が阿部首相のHPからご意見Mailを送っても送りっぱなしになるだけ、周知を集める力がおありなら、有識者からばかりでなく、現場の子供や親からの意見も大切にすべきだと思います。誰のための教育改革なのか?をお考えいただきたい。日本の将来のためなら、現場の子供達の現状を子供の心に立ち返りお考えください。 中央教育審議会メンバー 2006年10月10日 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私がなぜ、このようなページを作成したか、皆さんお知りになりたいでしょうね。 2006年10月20日 |
ハウスの中で3人対3人のグループ喧嘩があり、ハウスミストレスにその両者の生徒が喧嘩の内容について訴えに行った。そこで先生が取った解決策は・・・・翌日に時間を決めて、その両グループのメンバーでベートによる意見交換をすることになった。んーーーリベートがこんなところでも使われるのか!!関心してしまった。2003年6月19日 |
土曜日にボーイズでラグビーのマッチがありました。 お勉強もでき、音楽スカラーも持っている16歳の男子生徒がラグビーの試合中に亡くなりました。 ラグビーでも活躍の彼は校内の男子からも他の学校の生徒から見ても、ヒーローです。 彼が倒れ、観戦にいらしていたご父兄に医師がおり、救急車が来るまで応急処置はしていたようですが、20分後に来た救急車にそのご父兄の医師と観戦にいらしていたその子のお母さんと一緒に乗り、病院へ急ぎましたが、まもなく生命維持装置が付けられ、翌日、ご両親の意思により、その生命維持装置は外されました。 学費も高い、施設も環境も最高に整っている、至れり尽せりの水準の高い学校でも思わぬところに落とし穴があるものです。このようなパブリックスクールで生活している子どもたちは、自分で努力すれば、しただけ努力が認められることも知っている。向上心が自然と養われ、前向きに歩んでいる。 |
Sherborneのタウンセンター(商店街)に新聞、雑誌、本、文房具、カード、お菓子などを扱うお店がある。その店内で、チョッと奥まったところに位置する書籍のコーナーで本を選んでいた、すると中学生くらいの女の子が小さな声で「すみません、お願いがあるのですが。」と話し掛けてきた。「お買い物をお願いしたい。」と言う。お店にいて、お買い物とは???ものねだりかなと一瞬思った?すると「このお金でタバコを買って欲しいと言う。」ここでも一瞬はてな?と思ったが、見るからに中学生の彼女ではお店の方でタバコを売ってくれない、だから大人の私に買ってもらいたいとの意向なのである。私はゆっくりとちょっと微笑んで彼女を見つめながら頭を左右に振った。比較的健全なこの町の街角でも、見るからにまだ子どもの面影がある数人のグループが、タバコを吸っている姿を見かけることがたまにある。日本ではこれらの年齢層の子どもたちが街中で堂々とタバコを吸っている姿は、まだ、ないのではないだろうか?良いことも悪いことも生活先進国のこの国に居て、いつか日本もこうなる可能性があるのかと思うと・・・わが国日本への老婆心がわく。女の子の常習的喫煙者の多いイギリス・・・それを見ても、いずれは母となる母体を考えて、不安になる。目先の一瞬の心地よさで人生の全てを失ってはいけない。 ノッティンガム大学の呼吸器系専門医の研究チームが11〜16歳までの6,500人を対象に行なった調査では、全体の20%が喫煙の常習者で、また全体の半数が一度はタバコを試したことがあると答えていることが分かった。 |
◆教育基本法改正案について 余談ですが、日本に居たころ私の目に映る北朝鮮は自由が無い、心も言葉も・・・と思っていたのと同じような感覚で、現在はUKの地から日本を見ると、もしくはUKと比較すると、思考の自由が具体的に認めてもらえない硬さを日本に感じてしまうんです。娘の学校の子供たちは厳しいお勉強、ハードな生活時間を過ごしながらも、心はのびのびとしています。本当の自由は何?時間を自由に勝手に使うようなことではない、厳しさの中にも心を自由にリラックスさせてあげることです。みんなと同じが安心、では自由がすでになくなっています。 |
今年9月からの新入生でナッツアレルギーのお嬢さんがクラスにはいりました。 たとえば、ユーモアーでみんなを楽しませてやろうのサービス精神で、誰かが発した一言の言葉が仲間の誰かを傷つけてしまう内容でもあったとすると、それに気づいた他の仲間が、傷ついた友のフォローに必ず出てきます。その傷つく言葉の反論に出る訳です。そこで、言葉にとげがあったことに気が付くと、言ってしまった本人は後で優しく傷ついた友に接してきます。ごめんね。とはそのような場合にはいいません。二重にやな思いをさせてしまうからです。 イギリスではポピュラーな、しらみが友達の髪の毛にいたとしても、このHPの「学校」で取り上げたDyslexia(ディスレクシア)の障害がある友がいたとしても、ごくごく当たり前に受け入れ、助け合うこともごくごく当たり前に出来る限りのことを自然体で受け入れて行きます。娘が留学する前、7歳の時に1ヶ月ハワイのキャンプに参加した時にも、同じグループに障害者とそのご兄弟がいましたが、誰も特別な目で見ている人もなく、助けが必要と思われるところだけ、手を貸していたようです。そのことを日本に帰り、私にコンコンと話していた娘ですが、そのような行動と空気は日本にはないからこそ、娘にとって母に話さなければならない内容だったのでしょう。 |
UK公立、私立の違い
日本の私立と公立の違い以上に、UKの私立と公立の違いは大きな落差があります。 UK Today より |
世界の手話(fingerspelling)
日本語でも手話は簡単な挨拶程度しか知識のない私。 アイルランドの手話 アメリカの手話 日本の手話 指文字とイメージを組み合わせての手話は日本国内でも地域によって表現の違いがあるようです。 |
スカラーシップはイギリスのパブリックスクールの特徴として欠かすことの出来ない学校システムです。 |
土曜夜、7時半からのSymphony Orchestraの演奏を聞いてきました。 このオーケストラはSchoolトップのオーケストラ、この他に2軍としてのシンフォニーと3軍のチェンバーがあります。 11歳又は13歳又は16歳の入学の時点で最高グレード8を持ち、スカラーシップで入学してきたメンバーが殆ど。 日本人の男の子がコンサートマスターを勤めました。彼にとって、とても名誉なことです。 私の評価はN響以上です。Soloistsの子は18歳にしてプロそのもの! ロシアの作曲家Khatchaturianの「Louisa Cobbe」は素晴らしいバイオリンのソロでした。 何の邪心もない美しい若者の心が奏でる音色だからでしょうか? 感動を与えられるまでの音色を出すにはそれなりの努力と積み重ねが必要です。 イギリスから世界に向けて多方面の音楽が発信されていますが、日本と比べ基本的音楽環境の違いを身をもって感じます。レコードやCDでなく、なるべく生の演奏を聞きたいですね。 クラシックがこれほど楽しい国はない!こんな感覚が私にはあります。 |
UKのパブリックスクールは基本的考え方が家族!! |
リサイクルできる制服 |